HDC-Proto (S/N:001886)
相変わらずのマニアック根性から購入してしまった1本です。
各種のボディ形状の百瀬カスタムを揃えて来たのですが、
HDCのみ所有しておりませんでした。そもそも製造台数が
少ないため、中古であってもなかなかの高価。諦めていたところ、
「これ、HCDシリーズと勘違いしてんじゃね?」という
価格設定でJ−Guitarに出品されたため、「本っ当に
そのお値段でいいの?」と問い合わせたところ、「まいど!」
との回答であったため(笑)、遠慮なく購入させて頂きました。
傷みも狂いも無い美品でした。
本件ギターの正体は言わずもがな百瀬カスタムであり、
「2007年 楽器フェア出展モデル」でありました。
いわば「HDC−703のベースモデル」であります。
ひとこと、「面白い」です。予想に反して「ドレッドノートと
は別物」という印象です。むしろHOシリーズの方がドレッド
ノートに近い印象を受けます。何と言うか・・・「ショート
スケールに似たすっきり感がある」のです。
飛鳥工場のお勧めで水牛骨にナットとサドルを交換したところ、
音に瑞々しさが増し、とても綺麗な音になりました。
過去に掲載して頂いたギターと同じ説明を繰り返して申し
訳ありませんが、やはり百瀬マホガニーギターには「非常に
ハカランダに似た硬質な響き」があります。
ナット&サドルを水牛骨へ交換したことにより、乾いた
「パリ〜ン」から硬質系の「チャリ〜ン」に変異し、
「ハカランダもどき」の音を大いに楽しんでおります。
Headway Guitar最高です!!
百瀬さんありがとう!!(^人^)感謝♪
G3さん 2019年9月16日
HEADWAY
HDC−PROTO #1886
トップ:シトカスプルース
サイド&バック:ホンジュラスマホガニー
ネック:ホンジュラスマホガニー1P
フィンガーボード&ブリッジ:エボニー
ブリッジピン&エンドピン:アイボロイド
ブレイシング:16tセミフォワード・スキャロップ
ブリッジプレート:メイプル
ナット&サドル:水牛骨
天神:ニューハカランダ
塗装:ラッカーフィニッシュ
ナット幅:44.5mm
ボディ厚:95mm(最薄部)
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