28-Custom Jacaranda(S/N:002411)
なんと・・・2本目です。30代最後の年にして初めて「同じギターを2本買う」という
過ちを犯してしまいました。だってこのギター凄いんだもの(笑)。
2008年にWOODMAN様が企画しました「1938年プリウォーD−45
完全再現プロジェクト」におきまして、D−28スタイルが2本のみ製造されたのです
が、その両方を私が所有してしまったという構図です
スペック上のトップは「ヨーロピアン・レッド・スプルース」とのことですが、
ザ・モモセのそれとは明らかに違う印象です。ザ・モモセよりも若干ダークな、
ジャーマンスプルース寄りのトーンでありながら、出音は非常に素早い印象。
そう、04’LTDのカルパシアンレッドスプルースと酷似している印象です。
最近の百瀬さんはナット&サドルに「水牛骨」を使用するのがお好みのようでして、
調整に預けた際に水牛骨への換装をお勧め頂きました。迷うことなくお願いした
ところ、これがまた良いのです。この当時の百瀬カスタム特有のブライト感と華やかさを
保ちながら、瑞々しさがオンされた印象です。自らが発した音にここまでうっとり
したのは初めてです。
実に美しい音色です。マジで泣けます。生きてて良かった。
これまで「アコースティックギター(というかHEADWAY)マニア」として様々な
楽器に触れてきた経験から私が強く感じますのは、「ハカランダは柾目よりも板目の方が
良い音がする」ということです。音量、硬質感、華やかさ、耳触りの良さ、全てにおいて
「板目のハカランダの方が弾いてて楽しい」です。ご参考まで。
Headway Guitar最高です!!
あらためて百瀬さん、WOODMANさんありがとう!!(^人^)感謝♪
G3さん 2019年12月15日
HEADWAY 28−Custom Jacaranda #2411
トップ:ヨーロピアン・レッド・スプルース
サイド&バック:ハカランダ
ネック:ホンジュラス・マホガニー1P
フィンガーボード&ブリッジ:エボニー
ブリッジピン&エンドピン:アイボロイド
ブレイシング:フォワードシフト・スキャロップ
ブリッジプレート:メイプル
ナット&サドル:水牛骨
塗装:ラッカーフィニッシュ
ナット幅:43.0mm
ボディ厚:95mm(最薄部)
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