平成12年9月13日
限定30本 HO-88AS 紹介! 





 現行ヘッドウェイ・ギターのオール単板シリーズである88シリーズの限定版を見つけました。その出来のあまりの良さに、つい買ってしまいました!
限定ということで、店頭ではあまり見掛けられないかもしれないので、レポートをしますね!
 
 
 

カタログモデルである、H−88ASに似ているのですが、

@カッタウェイがない
Aヘッドロゴが貝になっている
Bポジション・マークのインレイデザインが違う
Cブリッジデザインが違う
Dサウンドホールデザインが違う(こちらは二重)
Eハードケースが違う(らしい・・)

といった違いがあります。
 
 
 
 

2000年カタログのHG-88AS(右)

 
 
ヘッド形状はHD-510などと同じヘッドウェイ・オリジナル、ヘッドロゴは貝の埋め込みです。
ペグは、オリジナルのものをグローバーに交換しました。(ネジ穴は共通)
白のペグ(つまみ)は、オリジナルのものをグローバーの本体に付けて使用しています。
 
バインディングは、質のいいメイプルです。
仕上げはとてもきれいですよ。

ブリッジ&指板は着色された
ローズウッドだと思います。

サイド&バックはマホガニーの単板!
きれいな木目をしています。

塗装は、ナチュラルのサテン・フィニッシュです。

鋭角に仕上げられた精度の高いヒール部分は、70〜80年代のヘッドウェイを彷彿させ高級感が漂います。この仕上げがポイント高いですね。V(^0^)

  
ネックブロックには、小さく「AS」とのみスタンプされています。
それにしても、シリアルナンバーがどこにもない!!
アジャスタブル・ロッドは、ノーマルなやつですね。
サウンドホールは貝を埋め込んでいます!
縦と横のブレイシングが交差する部分や金属プレートとの接地面など、
ブレシングの加工精度が高いところが見えますか?
トップ裏のブレイシングは、スキャロップです。

この金属プレートが、マニアには涙ものなんですよね。(・_・、)

 
トップのスプル-スも目の細かいもの霜降り状態です。雰囲気はシックで落ち着いた感じがします。
トップ板は、ブリッジの後ろ部分に、ごくわずかですがアールを付けているようです。これは新しい試み??

サイド板内側には、割れ防止の薄い板が計10箇所程度、張られています。

ロゴ付きのオリジナルケースです!

弾いたときにボディーに感じる振動が、昔のヘッドウェイ・ギターを彷彿させてくれます。
70〜80年代ヘッドウェイの特徴を見事に再現しているのではと思います!V(^0^)