平成14年10月27日
ヘッドウェイ・レポート!





 2002年10月26日(土)、HN−25Aの最終ロット製作現場の見学を兼ねて、工場におじゃましてきました。色々と新しい情報も聞けましたので、報告します!

  HN−25Aが工場内にずら〜と並んでいるのは、圧巻でした。このHN−25Aと同等グレードでのカスタム(・・・・かな?)も、お願いしてあり、福岡オフには間に合いそうでした。
  また、僕の本命のHNの45ハカランダモデルの仕様もほぼ固まり、生産開始待ちの状態、アコギもエレキも色々とニューモデルが続いており、みなさん、お忙しそうでした。


1.HN−25A最終ロット製作中!

現在、工場では、限定モデルHN−25A生産の真っ最中!
ずら〜と並ぶ、製作中のHN25Aが圧巻でした。ボディーはこれから、塗装工程へ、ネックは、シェイプの削りを行っていました。
←これが、HNモデルのネックブロックです。
HD、HO、HFモデルのものとは少し形状が違い、
補強がされています。
 
 
 
 


成形中のネックです。→
ネックジョイント部分には、既にモデル名とシリアルが
スタンプされています。

 

ネックは、まずこの形に加工されてから、削り出します。1Pネックですので、かなり大きなブロックが必要なんですね。
贅沢な木取りにあらためてびっくりしました。(^_^;)
ネック製作中の百瀬さん!












 

ユーザー登録のはがきのコピーがディバイザーさんから工場に届けられていました。
皆さんの声はちゃんと製作者にまで伝わっています♪


2.新製品情報第一弾!

      年末ごろを目処に、ニューハカランダを使用したHD−530の復刻を、限定6台にて予定しているそうです。 あの幻!?のギターがついに復活です!!
    ボディー形状にカット直前のニューハカランダ材を何枚か見せていただきました。ニューハカランダって重いですね。コンコンと叩くと金属的な響きがありました。
    が、写真撮るのを忘れました・・・m(__)m
    定価は、50万円だそうです。


3.新製品情報第二弾!!

     HNシェイプの45ハカランダモデルは、限定3台となるそうです。定価は100万円!!完成は年明けになります。

TOP イングルマン・スプルース単板
S&B ハカランダ単板
インレイ 45スタイル
ポジション・マーク アヴァロン・スノー・フレイクス
バインディング アイボロイド
ナット&サドル マンモス・アイボリー
チューナー ウェバリー3連タイプ(つまみはアイボロイド)
その他 スロッテッド・ヘッド
トーチインレイ
ヘッド裏に「Headway」ロゴ埋め込み
特製ハードケース付き


4.新製品情報第三段!!!

        通常ラインのモデルが、年明けにモデルチャンジするそうです。現在のところ、HD、HO、HFの3タイプで、それぞれマホガニーとローズウッドのモデルとなります。
    HNの通常ラインモデルは、もう少し後になるようです。今回、モデルチャンジする各モデルの共通仕様は以下の通りです。残念ながらHD−250/HF−450は、
    カスタムオーダーだけとなります。(今も受注生産なので、実状は同じかな・・・)
 

共通仕様部分
項 目
仕 様
ヘッド付き板
 
付き板の下にメイプルの
薄い板を挟んでいます。
洗練されたイメージになりました。
ポジション・マーク
5フレットからの
キャッツアイ・スノーフレイクス
(パール)
ネック ホンジュラス・マホガニー・1Pネック
ペグ ゴトーのオープンバックタイプ・シルバー(SDL-700-06M)
指板&ブリッジ エボニー
サドル&ナット ボーン
バインディング アイボロイド(マホガニーモデルも共通)
ピン ブリッジピン、エンドピンともにアイボロイド仕上げ
ボディーカラー アンバーに着色(薄い黄色に着色されています)
ネックヒール 従来より少し小さめ
ネック塗装 艶消し仕上げ(ヘッド前面は、艶有り仕上げ)

     各モデルの違いは、次のようになります。一言で言うと、HDとHFのローズモデルのみがイングルマン・トップ、HDとHOがスキャロップ仕様(内容はモデルにより違います。)、
    HOモデルは、HD、HFモデルの2万円高、HO−428のみ指板サイドにバインディング有りといったところです。また全モデルともネックの仕込み角を少し付けており、
    指板の延長線とサドル上での交点は、従来より0.5mm上になるそうです。弦高は従来より低めにセットされていますが、前述の仕込み角の変更もあり、サドルの高さは十分です。

     今回、全モデルを試奏しましたが、音の抜けが従来に増して良くなっています。元々ヘッドウェイはそういう特徴を持っていたわけですが、さらに推し進めた感じです。
    さらなる進化を遂げたという印象を強く感じました。また、音の抜けが良くなったことで、各弦の音の輪郭が、よりはっきりとしており、1、2弦のプレーン弦の音も絶品。
    テンション感は従来より少し柔らかくなった感じがします。ストロークをしても音像がぼやけず、濁らず、どのタイプのギターもフィンガーピッキングでもストロークで使えるな・・
    との印象を持ちました。デザイン的にもヘッド付き板下のメイプルなど、全体的にクラシカル過ぎず、現代風にさりげなく洗練されており、現代仕様のヘッドウェイ!という感じですね!
    さらに、ブリッジピンやエンドピン、ペグポストの高さなど細かなところもリファインされており、まさに「隙なし!」といった感じです♪
 

 モデル名
HD−322
HD−126
HF−422
HF−426
HO−424
HO−428
トップ
シトカ・スプルース
イングルマン
・スプルース
シトカ・スプルース
イングルマン
・スプルース
シトカ・スプルース
シトカ・スプルース
S&B
ホンジュラス
・マホガニー
インディアン
・ローズウッド
ホンジュラス
・マホガニー
インディアン
・ローズウッド
ホンジュラス
・マホガニー
インディアン
・ローズウッド
ブレーシング
Xブレーシングのみ
スキャロップ
Xブレーシングのみ
スキャロップ
スキャロップ仕様
(トーンバー部分も!)
スキャロップ仕様
(トーンバー部分も!)
スキャロップなし
スキャロップなし
その他
          指板サイドに
バインディング
定価
22万円
26万円
22万円
26万円
24万円
28万円