ニュー・ギター・コーナー 〜 オーナー万歳!


HJ-908    S/N:000736

80年代始めに販売されていた、HJ-908。
これが20年の期間を経て、2003年5月に復刻しました。
ハードケースを開けた瞬間、この目に飛び込んできた美しいサンバーストカラーのトップを見たと き、胸が高鳴ったのを覚えています。

このギターは、力強くストロークで弾くと、一番合うように思います。
ガンガン弾いていきたいですね!

HJ−908復刻モデルには赤ラベルと黒ラベルが存在しますが、このギターは赤ラベルで す。
(このモデルが発売された2003年5月ごろを境に、全モデル対象に黒ラベルが赤ラベルに移行 しています。)
 

ころ   H15.12.21   

 
 


HJ−908(2003年復刻Limited Model) vs J-50(2000年製Historic Limited Line model)徹底比較!?


 
←HJ-908のヘッドにあるミニ・イーグルインレイは、
立体感のある精巧なものです。
トラスロッドカバーは、HJ-908は白黒2Pの3点止め、
J-50は黒1Pの2点止め
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ヘッドは、Jはギブソンに通常行われる3P仕様ですが、HJ-908は1Pの削り出しです。
ペグつまみは両者ともクルーソンタイプですが、
HJ-908はオープンバック仕様 →
 

バックは両者ともマホガニーの1Pを使用
エンドピン部分の違い
バインディング・デザインに違いはないですね



HJ-908
サウンドホール・デザインは同一。

J-50は、ピックガードが内側のリング上にも
掛かっていますが、HJ-908は内側のリングに合わせて貼られています。


J-50
 

HJ-908
← HJ-908はニューハカランダ製のブリッジ&指板を使用、
J-50はインディアン・ローズ製です。

(注:HJ-908のオリジナルはnon-dotのピンです。)
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J-50はブリッジがビス留めであり、
ビスの上に 白蝶貝?のふたが
付いています。


J-50
 

HJ-908
HJ-908は、ヘッド表面にメイプルの付き板を黒に塗装したものを張り合わせています。
J-50は、付き板を使用せず、表面に直接、黒を塗っているようです。

J-50
 

HJ-908
HJ-908はボディーとネックを別々に塗装後、
ジョイントをしていますので、接合面がきれいです。
(ヘッドウェイの拘りの部分ですね。)
J-50は、ネックジョイント後の塗装です。

12Fのドットは、HJ-908は1ドット、
J-50は少し大き目の2ドットです。


J-50
 

HJ-908
バックブレイシングの形状の違い。
J-50は細く鋭角状のブレイシングですね。

ちなみに、J-50にはサイドの割れ止めがありませんが、HJ-908には割れ止めがありました。


J-50
 

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