ニュー・ギター・コーナー 〜 オーナー万歳!


HD−280AJ CUSTOM (S/N:003133)

 私のコレクト根性も潮時を迎え、いよいよ「これで最後だ!」と決めて購入した一本です。ハカランダサイドバックとなると、フォワードシフト&スキャロップで制作されるのが今や一般的であるため、「ハカランダのノンスキャが欲しいなぁ〜・・・」と思っていたところ、まさにその仕様の新品同様中古が出品されたため、思わず手を出してしまいました。

 内部構造としては「セミフォワードシフト・16tノンスキャロップ(アディロン材)」。そしてブリッジプレートまでもが「ハカランダ」という豪華仕様です。
2006年あたりから特注品で見受けられるようになった馴染みの構造ではありますが、アディロン材を用いているため、私が所有している他のそれらとは明らかに違う印象です。ボディ全体で鳴っている感があり、サスティーンも倍音感も豊富です。HD−115DX‘04LTDを超えるモンスターギターです。ご高齢になったとはいえ、百瀬さんの進化が止まりません。まだまだお元気です。

 やはり「ハカランダはズルい」ですよね。他の材とは明らかに音圧が違います。ただ単に「音の跳ねっ返りが良い」のではなく、何と言おうか、、、「音が広がる」のです。台湾料理の薬膳スープみたいな「色んな味がする音」なのです。

 もうここまで完成された音ですと「言葉はいらない」という表現が的確かも知れません。「大衆迎合型の究極形態」であり、万人が「良い!」と感じるに違いない音であります。アコースティックギターって本当に面白いです。これを趣味に出来て、私は幸せ者です。

Headway Guitar最高です!!百瀬さんありがとう!!(^人^)感謝♪

・トップ

 :アディロンダックスプルース

・サイド&バック

 :ハカランダ

・ネック 

 :ホンジュラスマホガニー1P

・フィンガーボード&ブリッジ

 :エボニー

・ブリッジピン&エンドピン

 :アイボロイド

・ブレーシング 

 :セミフォワード・ノンスキャロップ

・ブレイシング材

 :アディロンダックスプルース

・天神

 :ハカランダ&トーチインレイ

・ブリッジプレート

 :ハカランダ

・ナット&サドル

 :水牛骨

・塗装

 :ラッカーフィニッシュ

・ナット幅

 :43.0mm

・ボディ厚

 :100mm(最薄部)


 

 

 

 

 

     

 



迫力の百瀬ハカランダ!やはりハカランダにはハカランダにしかない音がありますよね。
それと長年のヘッドウェイのスタンダードであったアルミチャネルから
棒鉄心にロッドが変更されてきた近年のモデルですね。(ころ)


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