ニュー・ギター・コーナー 〜 オーナー万歳!



S/N:custom8

9台目?のCUSTOMはスタイル35のHD型です。
仕様は、表板がシトカ・スプルース、側&裏板は紅系のローズウッド、3ピース・バックのセンターは、エキゾチック・ローズ(お願いして倉出しして頂いた逸品でヘッド突き板にも使用しています)、棹は柾目のマホ、指板(ポジション・マーク無し)、ブリッジは真っ黒エボニーです。

ボディー・バインディングはオールド28(ヘリンボーン)スタイル、ピックガードは本鼈甲です。
ヘッドシェープは、旧HD-308を復刻して頂きました。

ブロンズ・ライト弦仕様で、音色はCW-117を基本とし、最大音量を押さえてバランスとサスティンに振って頂きました。

CUSTOM8の製作コンセプトは、117(のカラー)×115(のバランス)÷3(ピースバック)であり、D-35のデッドコピーではありませんが、D-35と弾き比べをやってみると、着地点はやはり近傍の様です。
まだ生後13日のよちよち歩きですが、 '78のローズを軽く鴨り、'69のハカランダと互角の勝負をしておりました。

D-35は作り込まれた音と言った感じですが、その点カスタム8は28寄りの自然体でありながら、ミッドレンジが充実した太い音です。
機会が有れば45グレードの3ピースバック、D-76(ローズ)と弾き比べがしてみたいです。

kmtさん   〜H15.1.3          
 


 

ヘッドの付き板の柄が、アクセントになっています。
この縞模様はグッドですね!

 


木の色、木目の違いがコントラストになっています。
本鼈甲製の落ち着いたデザイン!

 


レギュラー・モデルと同じブラス製のシリアル・プレートです!

kmtさんは、CW-117をお持ちですので、その面影を持った、D−35タイプのギターということですね。
オレンジの入った材を使われるなど、材の選定には色々と気を使われたようで、
細かなところにまで、随所に拘りの仕様となったギターです。(ころ)
 

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