ニュー・ギター・コーナー 〜 オーナー万歳!



HEADWAY HD-701 G3  Brazilian Rosewood #3001
以前、こちらのホームページで掲載させて頂いておりました三木楽器さん
特注のHD-BRが大阪に帰ってしまいました。mixi経由で知り合った方から
「どうしても譲ってほしい!」と頼み込まれ、わざわざ大阪から飛んで来られ
たため「やむを得ず」といったところです。
 百瀬さん作の貴重なハカランダモデルを失い、意気消沈していたところ、
「ディバイザーに上等なハカランダが入荷した」との情報をキャッチ。
早速工場へ見に行ったところ、「入荷したハカランダはまだ乾燥していないが、
別の材で良ければとっておきがある」とのことで、出して頂いたのが本件
ハカランダです。HD-BRほどの色の濃さは無いものの、近年まれなる見事な
木目であったため、思い切って注文を入れてしまいました。「HD-703 Cuban
Mahogany」の注文を入れた時期と重なりましたので、シリアルナンバーも連番
にして頂きました。
下記仕様をご覧になれば、きっとこう思う方もおられるでしょう。「せっかくの
ハカランダモデルなのに、なぜアディロンダックスプルースをトップにしなかった
の?」と。百瀬さんとMPオグチの有村さん、そして私が共通で認識している究極
のトップ材は「シトカスプルース」なのです。確かにアディロンのネームバリューは
捨て難いです。クリアでパワフルな音も、私自身とても好きです。しかしシトカ
スプルースは、パワーでは決してアディロンに劣らず、他のトップ材と比べて粘り
もあり、経年変化した時には「木の温もり」とも表現できる奥深い音色を最も
色濃く感じられる素材であると私は感じております。しかも安い(笑)。また百瀬さんは、
そのシトカの特徴を最大限に引き出すことができる感性と技術力を持っておられます。
一方で、ブレーシング材にはアディロンダックスプルースを指定しました。
アディロンダックブレーシングにより、シトカトップ特有の固さが程好く緩和され、
サイドバック材の特色をより活かせる素直な音になります。低音は「ゴ〜ン!」、
高音は「チャリ〜ン!」、和音は「ジョワ〜ン!」、紛れもなくハカランダの音です。
また、低音にはアディロン特有のボワ〜ンとしたサスティーンが乗りますので、
私のようなフィンガーピッカー好きには、たまらない音となります。「文句なし」ですね。
素晴らしいです。
 百瀬さんありがとう!HEADWAY GUITAR 最高です!!(^人^)感謝♪

              G3さん 2015年11月     

トップ:選定シトカスプルース(特級材)
ブレーシング材:アディロンダックスプルース
サイド&バック:選定ブラジリアン・ローズウッド(特級材)
ネック:選定ホンジュラス・マホガニー1P
フィンガーボード&ブリッジ:エボニー
ブリッジピン&エンドピン:アイボロイド
ブレーシング:ノーマルX・特注スキャロップ
ブリッジプレート:ブラジリアン・ローズウッド
ナット&サドル:牛骨
ナット幅:44.5mm
ボディ厚:98mm(最薄部)
天神:ブラジリアン・ローズウッド
塗装:ラッカーフィニッシュ
              




 
 


 

 

 
 

   

 



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