ニュー・ギター・コーナー 〜 オーナー万歳!

HEADWAY HD-180 G3 Cuban Mahogany “alpineguitars” #3002


  

  昨年ディバイザーが入手したキューバンマホガニー。その音質の良さと希少性の高さはもちろんのこと、入手した経緯をはじめ、
周辺情報を聞けば聞くほど欲しくなり、私が直接オーダーをかけた「HD-703 Cuban Mahogany」に引き続き、
「MPオグチからもう1本いっとくか」となってしまった次第です(笑)。
ネックまでキューバンマホガニー1ピースで作れる事は、まさに「奇跡」であると思われます。
 
 地元松本の楽器屋さん、ミュージックプラザ・オグチの有村さんが作成したショップカスタム、「HD-CUSTOM Cuban Mahogany」の
出来栄えが素晴らしく、同じ内部構造で製作を依頼しました。MPオグチの有村さんは、我々のようなギター好き(有村さん本人を含む)の
理想を叶えるべく、常に新しい課題に挑戦し続け、ヘッドウェイギターの可能性を拡大すると共に、ファンの増加に多大な
貢献をされている方であると私は思っております。

ショップカスタムを作成する際は、決してマーチンのコピーに甘んじることなく、「ヘッドウェイブランドだからこそ出来ること」を前面に押し出した
「異質」な個体ばかりです。しかしそれは決して悪いという意味では無く、本当に素晴らしいものばかりなのです。
「オグチカスタムを弾いてしまったら他のカスタムシリーズでは物足りない」、そうおっしゃっている方が多数おられることも事実であります。

 私と有村さんのお付き合いも、もう10年くらいになりますでしょうか。本当に早いものです。その間、私が知っている限りでも「究極のスキャロップ
ブレーシングとは」、「究極のノンスキャロップブレーシングとは」、「マホガニーの特色を活かした究極系とは」、「ローズの特色を活かした
究極系とは」、「ブリッジプレート大研究」、「オーディトリアム大研究」、「ブルーグラス用ギターに求められる音とは」等々の課題に取り組まれ、
平成27年11月現在、それらの「良いとこ取り」と呼ぶに相応しいギターが店頭に並んでおります。弾いた瞬間に頭が真っ白になるような、
あるいはこれまでのギター遍歴を全否定されたかのような、そんな言葉にならない衝撃が走ります。もちろん有村さんの研究結果は、
その後のヘッドウェイギターに反映されている箇所が多数ございます。これからも問答無用で様々な課題に取り組まれて行かれるのでしょうが、
ひとまず、ここまでの中間決算としてオーダーさせて頂いた次第です。 
このギターの音を文章で表現することは難しいため、大変申し訳ありませんが割愛させて頂きます。ただただ「幸福を感じられる音」とでもして
おきましょう(笑)。
 百瀬さん有村さんありがとう!
HEADWAY GUITAR 最高です!!(^人^)感謝♪


                               G3さん 2015年11月

     

     

トップ:選定アディロンダックスプルース
ブレーシング材:アディロンダックスプルース
サイド&バック:選定キューバンマホガニー(柾目)
ネック:選定キューバンマホガニー1P(芯材赤身)
フィンガーボード&ブリッジ:選定ブラジリアンローズウッド(色黒柾目)
ブリッジピン&エンドピン:エボニー
ブレーシング:MPオグチ仕様ノンスキャロップ
ブリッジプレート:メイプル
ナット&サドル:本象牙
フレット:ジェスカー
ペグ:ウェイバリー 1129−N
ナット幅:44.0mm
ボディ厚:100mm(最薄部)
天神:ブラジリアンローズウッド
塗装:ラッカーフィニッシュ





 
 


 

 


 
 

 
 

 



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